ヒップホップダンス初心者へ向けたレッスン3-ヒップホップ独特なリズムのとり方

ヒップホップダンスの初心者が理解すべき最も重要なリズムのとり方

今回の講座は、ヒップホップダンスの中でも最も重要な内容と言えるかもしれません。

何故ならそれは、ヒップホップのダンスが、他のダンスとは異なる最大の特徴、理由だからです。

■ヒップホップ独特なリズムのとり方とは
最大の特徴、それはズバリ「リズムの取り方」が他のダンスとは異なるという事です。
ブラックミュージックに対するストリートダンスのリズムのとり方、「ノリ方」の最大の特徴は

うねるようなリズム

切れないリズム

と言えるでしょう。
リズムが直線的では無いという事が一番大切です。
例えばエアロビクスやチアリーディングのような身体運動では、直線的な動作が多いと思います。リズムに対して跳ねる感じの動作、動きが多いです。
しかし、ヒップホップダンスのリズムの取り方はこれと一線を画します。


■切れないリズムの取り方

文章で表現するのは難しいですが、出来る限り説明していきます。
ヒップホップダンスのリズムの取り方は、オンビートを感じた後も動きをそこで止めないで、その先まで流れていきます。
体操のようなスタイルのダンスではオンビートの一番強いところが、動きの頂点になりそこで動きが止まってしまうか、そこから逆の動作に転じてしまいます。これだとリズムが切れてしまいます。
ヒップホップのダンスではリズムが切れないように、オンビートの後も音が消えていくのと同じような感覚でリズムの余韻を表現し続けます。


■うねるようなリズムのとり方

また動きの強さは等速ではありません。「うねる」という事は、強いところと弱いところがあるという事です。オンビートの部分に向けて一番強くなり、それ以外の所に向けてだんだん弱くなるという流れの連続になります。「うねる」がわかりにくければ「しなる」という表現でもいいかもしれません。
とにかく、スピードは一定ではなく、擬音にすると「ズゥゥーーーーン」といった感じの音の連続になります。
ヒップホップのリズムのとり方が分からない人は「ズン、ズン」という切れたような音の取り方をします。このリズムのとり方を動作として表現すると「ちょんちょんした踊り方」と言えるでしょう。
このとり方をしている限りは、たとえヒップホップのステップをしていても、ヒップホップのダンスにはなりません。
最近ではエアロビクスやチアリーディング、ヨサコイなどの分野でもヒップホップ発祥のステップを取り入れているケースを多く見受けます。ヒップホップのステップをやっていればヒップホップダンスなのでしょうか?

そうではありません。

ヒップホップとそうでないダンスの違いは、ステップの違いではなく、音の取り方の違いなのです。他のジャンルの人がヒップホップのステップを踏んでもヒップホップ独特の雰囲気が出ないのはそういう理由なのです。

要するに、ヒップホップのダンスを身に着けるのに一番大切なことは、この「うねるリズム」を身に着けることだと言えます。

 

ヒップホップダンス初心者へ向けたレッスン1-リズムの取り方

ヒップホップダンス初心者へ向けたレッスン2-体幹リズムの取り方

解説 スタジオ・フェイス代表 宮田健男


■スタジオ・フェイスのHIP-HOP(ヒップホップ)レッスン

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